満つ塩に見えて影そふ百の灯

2019年より算命学を学び始めています。技法や運勢の読み方、自分自身への理解等も気になりますが、何より道徳や礼節を考えさせるその思想・根拠に強く興味を持ちました。主に日々の感じたことを自分の中の算命フィルターを通して発信していこうと思います。ブログ名は、「宮嶋の神のめぐみも満つ塩に見えて影そふ百の灯」 乙部可寛(『厳島八景』)より拝借いたしました。「灯」がゆるやかに、そして穏やかに、つりあいが取れていけるよう願いを込めて。

行き急ぐ雪虫たち

札幌では、10月末から11月の始めにかけて雪虫が大量に飛び交います。

雪虫、皆さん、耳にしたことがあるでしょうか。

小さい虫の腹か尾に白い綿毛が付いているような姿と、この雪虫が飛び交うともうそろそろ雪が降るというところから、冬の知らせを告げる虫でこの時期定番の虫です。

そして、先週からかなり早めの雪が降りました。雪を呼んだな、雪虫たち。

タイヤ交換が間に合わなかった人も多いことでしょう。

僕は、しっかり1週間前に交換していますので、超安心です!

気温がプラスマイナスを行き来するような微妙な加減ですと、雪が降った後は解けて夜に凍ってしまいます。つまりブラックアイスバーン

夏タイヤでは相当危ないでしょう。

 

しばらく、ブログの更新が滞っていました。

というのも、試験を受けるためにブログは後回しにしていました。

自分なりの全身全霊で取り組んでみるために、必要な最低限のもの以外は全て後回しにする生活を数か月過ごしてきたのです。

結果は惨敗。合否発表はまだ先ですが、民間企業が実施している解答速報なるものがあるので、すぐさま自己判定できてしまいます。手ごたえが薄かった分、早めに結果を知ることが出来るので次につなげやすい、とは言う物の厳しい現実は容赦なくやってくるものです。

本気の人生、本気の生活、自分の欲しいものを自分の努力で取りに行く人生にするため再チャレンジします。

 

そんな生活の中でも、算命学のことは常に意識していました。

他の方々のブログを拝見してみたり、学び先の動画を見たりと。

 

学んで日がたっているわけでもなく、学びが深いわけでもなく。

それでも、疑問が一つ弐つ、いや、疑念が一つ大きく膨らみました。

 

算命学を自分の人生のうまく行かない理由にしている人が多いのではないか、ということ。

 

そういう自分自身がいいわけにつかっていたのも事実ですが。

宿命に対中があるからこうなんだとか、陽占にこの星をもっているからあーなんだとか。

 

自分の人生が努力してもうまく行かなくてずっと続いてしまうと、うまく行かない原因を探してしまいます。気持ちはわかります。

現在の考え方で王道なものは、原因論

「嫌われる勇気」を呼んで、その存在を知りました。

でも、原因ばかり考えるのではなく、今その現在に何を選択するのか、それだけを考えてもいいのではないだろうか?

 

現に、算命学などなくても、自分の力で、自分の判断で、現実を生きている人間は確かにいるのですから。その中にはしっかり幸せをつかんでいる人たちも。

 

自分の中の、色々な物が、思考が、立場が、壊れています。

今年は自分にとってそういう年周り。

来年から天中殺に入りますが、天中殺の意味を理解出来れば怖がるものではありません。

むしろ、その期間に自分が内省をしどのように変化してゆくのか、非常にたのしみであります。

 

出来ない言い訳ばかり述べるのではなく、現実に起こった目の前の出来事をしっかりと向き合うこと、常にその先を見据えていこうと思います。

 

せっかく、現実のこの世に生をうけたのですから。

ご先祖様に、家族に、大切な友達に、恥じぬように自分の力で生きていく。