満つ塩に見えて影そふ百の灯

2019年より算命学を学び始めています。技法や運勢の読み方、自分自身への理解等も気になりますが、何より道徳や礼節を考えさせるその思想・根拠に強く興味を持ちました。主に日々の感じたことを自分の中の算命フィルターを通して発信していこうと思います。ブログ名は、「宮嶋の神のめぐみも満つ塩に見えて影そふ百の灯」 乙部可寛(『厳島八景』)より拝借いたしました。「灯」がゆるやかに、そして穏やかに、つりあいが取れていけるよう願いを込めて。

上がる気、下がる気

4日の朝、札幌は、たった一晩で一気に冬景色となりました。

令和始めの冬は、寒冬となりそうです。

さて、あと数日で子丑天中殺の始まり。

1年ほど前、算命学の知識がまだ足りていなかった時は、到来する天中殺時期をかなり気にしていました。

どんな不幸が訪れるやらと不安を感じていましたが、今では楽観的なものです。

この1年間は特にですが、自分と向かい合ってきましたので、周りの影響に左右されにくくなったからだと思ってます。

自分の小さな欲深さにも気づけるようになりましたから。多少のことには動じない、自信あり(笑)たぶん!


それにしても、「気」は確かに変化していっていますね。

先々月より日座中殺の月が回り、周囲の動きが慌ただしくなっていった最中、12月に入り、その不穏な動きはとうとう自分の周りにまで及んできました。

以前から思っていたのですが、天中殺時期は自分の失敗で不穏となるケースもあるのですが、自分の周りにある不穏な動きにより自分が乱される時期、

であろうとも思っています。

そして、自分を乱す人たちに、戌亥天中殺が多いこと(笑)



現在の職場は、精神疾患者の入居するグループホームのスタッフです。

10名ほどの入居者とスタッフ5名の小さな事業所ですが、天中殺の気が回り始めている人たちとは裏腹に、力を増してきている人がいるのに気が付きました。

こっそりと調べてみると、彼らの天中殺は、申酉天中殺。教科書を見てみると、確かにこれから運気の上昇が見込める方々!

自分の担当する入居者が申酉天中殺なので、この運気の上昇にあやかってもらって、

彼にとってハードルの高いかもしれなかった課題をさり気なく再提案してみようと思います。その気になってくれるのでは、と(笑)


そして、しっかりと自分のこれからについても考えなくてはいけません。

自分の欲を隣において他者や社会の為に貢献していく期間。

今までの半生で、こんなことを考えたことはなかったけれど、自分自身への欲や他者への貢献が入り交じり自分の人生が出来ている事、

そして、他者が自分の欲の為に生きているときは、自分はその土台を支える裏方の役目に生きること、など、

様々な人の想いが交差して社会は成り立っているのだな、と感じます。



柳に雪折れなし、といこうか。