満つ塩に見えて影そふ百の灯

2019年より算命学を学び始めています。技法や運勢の読み方、自分自身への理解等も気になりますが、何より道徳や礼節を考えさせるその思想・根拠に強く興味を持ちました。主に日々の感じたことを自分の中の算命フィルターを通して発信していこうと思います。ブログ名は、「宮嶋の神のめぐみも満つ塩に見えて影そふ百の灯」 乙部可寛(『厳島八景』)より拝借いたしました。「灯」がゆるやかに、そして穏やかに、つりあいが取れていけるよう願いを込めて。

2020年 庚子の年

溶岩が急激に冷え固まった岩場が真冬の大海にそびえ立つ。

岩場は北風に晒され天に向かって鋭さを増す。

水面下でも激しい水流により少しづつ削られていく。

海の底に沈んでしまう恐れをたずさえながら。


2020年の庚金の子の年の風景を描いてみました。

庚は陽の金質、子は陽の水質。水源である庚が大海である子を生じます。

水質が強すぎてしまうと、洪水や津波のような自然災害をイメージしてしまいますね。

水質には、知恵、学問、習得、芸術等の意味があります。

子には、陰が極まり陽を生み出すという意味もあるので、学問などを新しく始めるには良い時期となるでしょう。


これから、少しづつ、自然思想である算命学の学習記事を書いていこうと思います。

まずは、干支から自然風景をイメージすることから。

そこから、物事を読み解いていけるように頑張ってみます。